バイナリーオプションの危険性

バイナリーオプションは通貨などを銘柄にして扱う金融商品で、自分の資金を投資して利益を上げていく事を目的としています。
もし、このバイナリーオプションを初めての投資取引として選んだのであれば、良い選択だと言えるでしょう。

バイナリーオプションは、その利益と損失を非常に管理しやすい投資取引だからです。
このようにメリットとデメリットをしっかりと把握できる投資は、そのリスク面を把握しやすいために、例えばなにも分からないうちに大きな損失を被ってしまい、大切な資金を一瞬で失ってしまうような事が無いからです。

バイナリーオプションの取引きのルールを簡単に説明すると、ある物の価格が、一定時間の経過後に、あらかじめ定められた条件を達成できるか出来ないかを予測します。
よくあるものは、通貨を銘柄にし「今1ドル100円の通貨の価格は、2時間後は1ドル120円よりも高いか、低いか」を予測し投資するもので、予測が当たれば決まっている配当金が受取れ、外れれば投資した資金を失うという取引ルールです。

ここからも分かる通り、為替相場での通貨の価格が設定額よりも上か下かを予測するだけで、例えばどんなに激しく通貨が下落したとしても、下、という判定結果しかないために、それ以上の損失が出ることがないのです。

これがFX取引などの相場の取引き、新規の注文を入れて通貨を保持し、その価値が為替レートの変動で変化するのを待ってから決済の注文を入れ、保持していた通貨を解消してその利益や損失を確定する、というタイプの投資取引であったら、先のように通貨の激しい下落は、場合によっては考えられないような大きな損失を招きかねません。

こうした損失のリスクから見ると、FXの方がデメリットが大きいのように見えますが、これはそのままメリットとしてとらえることもでき、例えばバイナリーオプションでは、どんなに好調な為替レートの変動で取引に成功したとしても、得られる利益は必ず決まった配当金しか受け取れません。
しかし、FX取引であれば好調な為替レートを掴まえて上手に取引きに成功すれば、一回の取引きで考えられないような大きな利益を上げることも可能なのです。

このように、それぞれの投資取引にはメリット、デメリット、リスクなどの様々な要素や特徴があり、これをしっかりと把握して利用していけば、特段に恐れることも、また、無謀な投資をすることもなくなっていきます。

海外では、学校の教育の一環でこうした投資についての授業が行われていると言います。
これは実にすばらしいことで、このような教育が早くからなされていれば、投資取引の姿がはっきりと分かるために、その利用する際のメリット、デメリットを理解したうえで将来的に投資をすることができるために、大きなリスクを負う可能性が低くなるのです。

日本ではこうした教育は行われていないために、投資に対して曖昧なイメージしかなく、また、悪い印象がある、というのが現実だと思います。
こういった事が、余計に投資取引の根本を理解することへの妨げとなり、結果として投資家は自ら投資についての学習をするしかなく、当然そこには海か山かもわからないような怪しげな情報もはびこっているために、どんどんと間違った方向へ進んでいってしまい、結果として大きな損失を被って、考えられないような借金を背負うことになったり、悪質な情報に踊らされて騙されてしまい、資金を取られたりするような事態へとつながっていくのです。

バイナリーオプションも投資取引である以上、こうしたリスクは付きまといます。
悪質な取引業者と契約してしまい、資金さえ預ければプロの投資家が投資を行って自動的に資金を増やす、などという謳い文句で投資家を誘って資金を預けさせ、儲かったように見せかけておきながら、その後に元本割れにさせて支払いには一切応じない、という業者も存在するのです。

このように、投資取引にはリスク、メリット、デメリットが存在します。
それらをしっかりと認識し、時に利用し、時に回避し、あくまで資金を増やす方法論の一つであると考えれば、その付き合い方も変わっていくことと思います。